キャッシングの返済を効率よく進め、なるべく利息を抑えるようにすると良いでしょう。

キャッシング返済のポイント

申し込みをして審査を受けて契約が出来ると、利用者ごとに限度額の設定がされます。限度額の範囲内なら自由にお金が借りられるようになり、借りた金額に対してはほとんどの場合で最低返済額が定められています。

例えば消費者金融プロミスであれば、借り入れ残高が10万円までなら月々4,000円からの返済、20万円までなら8,000円からの返済などと決まっており、指定された金額さえ期日までに入金をしておけば、一先ずその月の返済はクリアとなります。

利息と元金のバランス

しかし、返済金額は丸々が元金になるわけではなく、当然ながら借りた分に対する利息もかかっています。例えば上記のプロミスで言えば、10万円を30日間借りていて4,000円の返済をしたとすると、上限金利17.8%での契約なら1,463円が利息となっているため、元金分は2,537円しか減りません。

更に、手数料がかかるATMを利用していれば手数料分が差し引かれてしまうため、毎月の決められた最低返済額では元金分に対する返済はほとんどされないのです。

これでは入金額に対しての利息と元金のバランスが悪く、無駄な返済を続けることになってしまいますので、返済の仕方について少し考える必要があります。

倍額の入金が出来れば理想

金融会社や消費者金融が定める最低額は、あくまで最低のラインでしかありません。指定された金額だけの返済では完済までに3年も5年もかかる契約となっており、そんな長期に渡って支払いを続けるのは利息の無駄でしかないのです。

さっさと返済を終えて利息を節約する効率的な支払いを進めるなら、毎月の入金額を増やすしかありません。一部のローン契約とは異なり、キャッシングは繰り上げの返済も自由に行えるようになっているのが基本のため、余裕があればどんどんと支払って良いのです。

金額を上乗せした分については全てが元金分の返済となりますので、最低額の入金を続けるよりも遥かに効率的で、最終的な利息負担を軽減出来る返済方法となるのです。

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